交通事故とRSDの関係

交通事故によって起こってしまう怪我というのはある程度時間が経過すれば当然ながら症状も落ち着き痛みなどもなくなってきます。
このような症状ではなく明らかな障害が認められるケースでは後遺症認定が行われるのですが、自分の中では後遺症に該当するわけではなくても痛みが残ってしまったり、痺れが残ってしまったりするケースもあるでしょう。
こんな時、交通事故が原因で痛みやしびれなどがいつまでも残ってしまうため、とても不愉快な思いをしなければならず損をしたと思って諦めてしまう人がほとんどではないでしょうか。

多くの人が知らない行為障害の一つにRSD というものがあり、上記した通りにいつまでも痛みが続いてしまうケースやしびれが続いてしまうケースでは該当することがあります。
RSDそのものは、さほど知名度の高い後遺障害ではないため知らず知らずのうちに示談を成立してしまうという人もいるようですが、RSD には複数の症状が認められ近年では少しずつ後遺障害として認定されるケースも増えてきました。

症状が長引く場合には、疑ってみる

前記した通りRSD には様々な症状があり、その中の一部にはいつまでも鈍痛が続いてしまうケースや灼熱感が続いてしまうもの、またこの他にも突然の腫れが出てしまうといったもの、それには痺れを感じるものなどが挙げられます。
しかし、多くの場合で、このような症状があっても一度怪我をしてしまったから仕方がないなどと諦めてしまうことがほとんどで、このような症状が後遺症認定の理由になるとは思っていないのではないでしょうか。

実際にRSD のことを知って初めて、もしかしたらあの時後遺症になっていたのかもしれないとあとで後悔する人もたくさんいます。
RSD というのはいってみれば交通事故による怪我そのもので筋肉や筋または骨などに影響があり、最低限の治癒はしてもそれ以上治癒せず痛みや炎症などを完全に治しきることができない状態をいいます。
後遺症として認定するためにはそれだけたくさんの検査が必要になってしまうので面倒に感じる人もいるようですが、大きな怪我をしてしまいその後症状がなかなか治らないという場合には絶対に検査をした方が良いと言えます。

知識を持った医療機関を選ぶ

RSD について疑わしいと思っているのであれば、まずはこの症状についてしっかりとした知識を持つ医療機関を選ぶようにしましょう。
医師でさえ、RSD の存在を全く知らないという人もいますので、その場合には当然ですが検査すらしてもらうことができません。
RSD を受けするためには非常に多くの検査が必要になりますが、詳しい知識を持っている医師であればどれだねの検査が必要なのかを把握していますので、丁寧に行ってくれるでしょう。

RSD が認められれば交通事故の後遺症として認定されますから、当然ですが後遺症の等級によって逸失利益を含めた慰謝料が支払われることになります。
単純に痛みが長引くと諦めてしまったり仕方がないと思い込んでしまうのではなく、このような後遺症も認められる可能性があると覚えておくと良いです。
もちろん保険会社としてはこのような後遺症があるなんていうことは教えてくれませんから、自分自身でしっかりと知識を持っておくことが大切です。

自分が被害者になってしまうだけではなくご家族や友人知人などが被害者になってしまったケースでもこうした知識を持っていれば教えてあげることができますね。
またRSD についての検査をしていくには、当然ですが症状固定となった後でなければなりませんから、まずは症状固定が決まるまでしっかりと病院に通いつめてそれでも症状が変わらないということを医師に伝える必要が出てきます。
どうしても医療機関としてRSD についての知識を持っていないのではないかと思える場合には、病院を変えることや弁護士さんに相談した上でRSD についての懸念を医療機関側に提示してもらうと良いです。

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